今日は【世界でいちばんやさしい教養の教科書】と言う書籍を紹介します。
本書は児玉克順さんの著書です。
2019/2/19に発売された書籍です。
※:本書はNetGalleyという、新刊・発売前の書籍のゲラが読めるサービスにてChapter5だけ読みました。よって、本記事はChapter5の感想と要約になります。
世界でいちばんやさしい教養の教科書(Chapter5):感想と要約
教養という言葉に堅苦しいイメージがありませんか??
もしそうだとしたら本書を読むことによりそのイメージは変わってしまうでしょう。
文明(civilization)の語源はラテン語の「市民(civis)」や「都市(civitas)」といわれています。人々が自然をつくりかえて都市をつくったとイメージしましょう。
そこから、ある地域のある期間における、都市整備(インフラ)、技術や芸術、社会経済システムを含めて「文明」と考えます。
〜中略〜
文化(cuture)の語源はラテン語の「耕す」といわれています。人々が集まって大地をみんなで耕している姿をイメージしましょう。
そこから、ある地域のある期間における、人々の共通した行為、思いや生活習慣、それによってつくられたモノなどを含めて「文化」と考えます。
このように文化と文明といった、似て非なる言葉の違いなどをわかりやすく解説してくれます。
イラストもたくさん使われていて、イメージで記憶に残りやすいのでよかったです。
漫画感覚で読めますので、活字が苦手、普段本を読まない人には特におすすめしたい書籍です。
最後に用語のインデックスがありますので、辞書的にも使えます。
▼▼本書を読むことで得られる効果▼▼
01 先人の思考や思想から「知」と「思考の枠組み」が得られる
02 目の前の事象に自分なりの「解釈」ができるようになる
03 自分なりの解釈をもとに新たな「アイデア」が生み出せるようになる
04 本書より少し難しめな教養本の理解の手助けができる
05 かつて難しすぎて挫折してしまった本へのリベンジができる
06 新聞やニュースの理解をもっと深めることができる
これはAmazonの説明からの引用です。
これらのことが優しく理解できます。
ちなみに記事掲載時では、Amazonの「日本の事典 の 売れ筋ランキング」で1位になっていました。
世界でいちばんやさしい教養の教科書(Chapter5):まとめ
教養を始めて学ぶ若者から、教養を学び直したい大人まで幅広く読める書籍だと思いました。
少しでも教養を深めたいと思う方はぜひ手にとってみてください。