昔から動物や虫・魚なんかは割と好きでした。(ゴキブリとか素手で捕まえてましたから‥)
でも大人になったら、動物に触れる機会も少なくなりますよね。(虫なんかは、もうこわい)
でも、子供のころって楽しかったなー
↓
子供のころ楽しかったことを調べたりしたら楽しい気持ちになるのかなー
みたいな発想で外来種に関する書籍を読みあさってみました。
外来種関連の書籍の特徴として写真やイラストが多い傾向にあります。
どの本にも同じようなことが書いてありましたが、見ているだけで楽しくはあります。
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目次
外来種関連の書籍に大体書いてあることまとめ
「同じようなことが書かれているってことは、逆に言うとそれって大切なこと、本質なことでは?」
と思うようになりました。
と言うことで、まとめてみました。
外来生物自体は悪者ではない
外来種は人間が意図的に持ち込んだものや、人間の移動により持ち込まれたものも多いです。
その結果、その地域で生活する必要が出てきたわけです。
外来種とてその地域に馴染もうとして必死に生活しているわけです。
外来種は生態系に悪影響を及ぼす可能性は高いですが、外来種自体が悪いわけではありません。
在来種は外来種の対応ができない
在来種とて、もともと天敵がいる場合が多いです。
しかし、在来種同士は長らく同じ地域に住んでいるので、食べられる側は食べる側に食べられないように進化しているんですよね。
逆に言うと、進化を共有していない外来種には抵抗するすべが少ないと言うことです。
よって、在来種はめっちゃやられるし、外来種はめっちゃ増える。と言う構図が成り立ちやすいんです。
進化を共にしていない外来種が入ってくると、外来種用の防御を進化させる前に食べ尽くされる可能性があります。
食欲旺盛な肉食獣が入ってきたから食べられる側が減るという単純な話ではなく、もともといなかった生物に対する準備ができていないのでバランスが崩れると言うことですね。
特定外来生物について
特定外来生物に指定されている生物に対して下記のことをしてはいけない
- 飼ってはいけない
- 運んではいけない
- 保管してはいけない
- 輸入してはいけない
- 放してはいけない
- 譲ってはいけない
セアカゴケグモはそれほど危険ではない
セアカゴケグモは臆病なので、襲ってくることはまれです。
襲われたところで、命の危険は少ないです。
なんであんなに騒いでいたんでしょうね。
もちろん、体力のない方や乳幼児などが咬まれた場合の健康リスクを想定する必要はありますが、必要以上に毒性を強調することは生物学的に意味はないとのことです。
定着した外来種の変な繋がり
(外来種)ウシガエルの食料として(外来種)アメリカザリガニが持ち込まれる。
(外来種)ブラックバスの餌として(外来種)ブルーギルが持ち込まれる。
(外来種)アフリカマイマイを食らう(外来種)ニューギニアヤリガタリクウズムシがいる。
(在来種)ハブを減らす目的で(外来種)マングースが持ち込まれる。
(在来種)蚊を減らす目的で(外来種)カダヤシが持ち込まれる。
(外来種)ウシガエルも、(外来種)ブラックバスも、(外来種)ニューギニアヤリガタリクウズムシも、(外来種)マングースも、(外来種)カダヤシも、在来種を襲います。
もう、カオスです!笑
持ち込む前にわからないものなんですかね・・・
国内の生き物の移動も生態系に影響がある
海外からきた生き物だけが生態系に影響を与えるわけではありません。
沖縄にしかいない固有種と本州の種が雑種を作ったり、東日本の種と西日本の種が雑種を作ることもあります。
同じゲンジボタルでも地域によって遺伝子に違いがあります。
東日本と西日本では発光パターンが異なるそうです。
外来種関連書籍読みまくって書いてあったことまとめ
だいたいこんな感じです。
童心にはかえれていませんが、散歩中に生き物を見つけた際に、あいつは外来種か在来種か?と考えるようになりました。
「だからなんやねん」
と言うところもありますが(汗)、こうやって人生って豊かになっていくような気もしています。
オススメ書籍はこちらで紹介しているのでよかったらどうぞ。