即書評

小さな習慣の効果:脳が教える!1つの習慣の感想

【脳が教える!1つの習慣】は2008/7/5発売のロバート・マウラーさん(著),本田直之さん(監修),中西真雄美さん(翻訳)の書籍です。

脳が教える!1つの習慣の感想・ポイント


本書では小さな変化を起こすことを推奨されています。
小さな変化のメリットは、ざっくり言うとこんな感じです。

  • 挫折しようがない
  • 簡単に取り入れられる
  • 脳が拒否反応を示さない

「あまりに小さな一歩なので失敗しようにもできない」
と思うくらいの小さなステップでOKです。

また、この本が教えてくれる戦略はこんな感じです。

  • 恐怖を取り払い、想像力を刺激するための小さな質問
  • 指一本動かさずに新しいスキルや習慣を身につける小さな思考
  • 必ずうまくいく小さな行動
  • とんでもない危機に直面してもできる小さな問題解決
  • 最高の結果を出すために、自分や相手に贈る小さなご褒美
  • 他の誰もが見落とした、小さな決定的瞬間を察知する方法

変化は小さい方が良い理由

たとえば、新しいことを始める際には、脳の抵抗を避けなければならないという大原則。脳は新たな試みに恐怖を感じる性質があることを知らずに、それを迂回しなければ、何をやってもうまくいかないというのです。
仮に「一ヶ月でダイエットに成功する!」などという「大改革」をしようとすると、脳のなかの扁桃体がとたんに警報装置を働かせます。脳は「変化=危機」ととらえるため、防御体制になってしまいます。
脳がダイエットという新たな習慣を拒絶しているのに、いくら「やる気を出さねば!」と自分を励ましても、なんら意味がないことはおわかりでしょう。

脳が教える!1つの習慣より

意識的には大きくいきなり変わることを望んでいるかもしれません。
しかし、人間は昨日の延長に安心感を抱きます。

本書は安心感の中で小さく徐々に変化していくことを推奨しています。

「小さな質問」をすることで、闘争・逃走反応のスイッチはオフの状態に保たれる。
「能力アップをめざすとき、自分にできる、ごく小さなステップはなんだろう?」
「クレジットカードのローンを減らすために一日五分で何ができるだろう?」
「この街の社会人教育についての情報はどうすれば見つかるだろう?」
このように自分に尋ねれば、恐怖は回避される。これらの質問は、脳が問題解決に集中し、やがてそのための行動に集中することを可能にする。

脳が教える!1つの習慣より

恐怖の捉え方を変える

それよりも、困難な時期をきっかけに、恐怖は挑戦への注意を喚起する身体からの贈り物であることを思い出せばいい。
何かに興味をもてばもつほど、夢を抱けば抱くほど、大きな恐怖がわき起こる。恐怖をこんなふうに考えれば、動揺することなどないのだ。

脳が教える!1つの習慣より

言うのは簡単なんですけどね‥
恐怖の中は不快なので、とにかく抜け出そうと考えるかもしれません。

しかし、「恐怖は挑戦への注意を喚起する身体からの贈り物だ!」と思うことは誰にでもできます。
この結果、恐怖がおさまるかどうかはわかりませんが、思うだけなら簡単ですよね。

変化を起こす質問について

ポイントは同じ質問を数日間あるいは数週間ーーどんなに長くてもかまわないーー繰り返すこと。
情報を記憶する海馬は、同じ質問を繰り返されると、かならずそれに取り組むようになる。つまり、独自の方法、独自のスケジュールで、脳は答えを返してくれるのだ。

脳が教える!1つの習慣より

目標やなりたい自分があるならそれに対する質問は毎日やりましょう。

また、ネガティブな面に目を向けるのではなくポジティブな面に目を向ける質問をしましょう。

否定的な質問、たとえば「どうしてこんなに太っているんだろう?」で自分を責める傾向がある人は、こんな問いかけをしてみよう。
「いま自分の好きなところを一つあげるとしたらどこか?」
毎日、この質問をする習慣をつけよう。あなたの答えを日記か、きまった場所に置いた紙に書き留めよう。

脳が教える!1つの習慣より

「目標の達成に向かって私にできる小さな一歩はなんだろう?」
声に出して問いかけるにしろ、心のなかで問いかけるにしろ、大切な友人に対するときのように自分自身にも優しい口調で話しかけてほしい。

脳が教える!1つの習慣より

それでも変化できない時

変化を起こす「小さな一歩」を実践しているのに、うんざりする、落ち着かない、行き詰まっていると感じているなら、自分の周囲に目を配り、隠れた喜びの瞬間を見つけ出そう。

脳が教える!1つの習慣より

例として警察官のジョージが出てきます。

仕事にうんざりしていたジョージにこのアドバイスをしたところ、犯罪者の抱える問題を聞いたり、アドバイスする時間が満ち足りていることに気づいたそうです。
そんな気づきから、現在は心理学講座を受講しているみたいです。

小さな瞬間に目を向けるテクニックを身につければ、子供のころの貴重な特性をいくらか回復することができる。つまり、一瞬一瞬を楽しみ、周囲のものや、いまやっていることに夢中になれる能力を取りもどせるのだ。

脳が教える!1つの習慣より

脳が教える!1つの習慣の感想まとめ

「まずはできることをできるだけやって行こう」
と言う気持ちにさせてくれる書籍です。

できない大きなことより、できる小さなことに取り組むのが大切です。

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