社会人がプログラミング独学する手順を知りたい。
でも、どんな感じで学習すれば効率が良いのだろうか?
プログラミングスクールとか流行っているみたいだけど高額だから独学がいいんだけど。
本記事はこのような疑問に答えます。
●本記事の内容
- 社会人がプログラミング独学する手順【私の体験談】
- 独学で挫折した場合の対処法【脱初心者法】
- プログラミングは役に立つ
本記事を書いている私は、プログラミング歴5~7年くらいです。
20代後半でプログラムの学習を始めたのでかなり遅い部類だと思います。
現在は社内SEとして働いており、SEになる以前も趣味でサービスを作ったり、本業でエクセルのマクロを書いたりしていました。
ちなみに独学だけではなく、プログラミングスクールにも参加しています。
なので独学との比較もできます。
本記事では、社会人からプログラムの学習を始める人向けにプログラミングの独学方法について解説します。
本業、趣味、副業、全てにおいてプログラミングを学んだ恩恵を受けています。
私はプログラミングを勉強して後悔した人を知りません。
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目次
社会人がプログラミング独学する手順【私の体験談】
プログラミングの独学を始めるには、どの言語を学ぶかを選択する必要があります。
どんなプログラミング言語でも、基本は同じなので自分が興味のある言語を選びましょう。
興味のある言語がない場合はJavaScriptでOKです。
JavaScriptをおすすめする理由は比較的簡単な言語であることと、テキストエディタがあれば記述可能であり、ウェブブラウザがあれば実行可能だからです。
これらのことは初学者にとって非常に魅力的です。
環境構築の必要がないということなんですよね。
プログラム初学者はプログラム学習前の環境構築でつまずく人も多いです。
ここで挫折するのはマジでもったい無いので、環境構築の必要がないJavaScriptがおすすめというです。
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JavaScriptがおすすめということに対して補足
ただし、JavaScriptできても転職等に有利になるとか稼げるかは微妙です。
もし、転職で有利になりたかったり、プログラムで稼ぎたいならRubyかPHPがおすすめです。
ただし、これらの言語は環境構築が必要なため難易度が上がります。
もしこれらの言語の独学に挑戦してみて環境構築ができないようであればプログラミングスクールへの参加も検討しましょう。
Rubyならテックキャンプ、PHPならテックアカデミー
がおすすめです。
テックキャンプには通ったことがありますが、環境構築からしっかりサポートしてくれます。
私の同期には環境構築ができずに挫折した人はいませんでした。
また、優秀なカリキュラムもあるので、独学に似た感覚で学習を進めることもできます。
テックアカデミーをおすすめする理由は無料体験があるからです。
まずはプログラムの基礎学習
何事にも基礎が大切です。
基礎の学び方は、本や動画での学習になります。
学びたい言語の初心者向けの書籍を2〜3冊購入し、書いてあることをこなしていきます。
※:書籍を買う際は出来るだけ新しいものにしましょう。その理由は、内容が古くなっているため、プログラムが動作しない場合があるからです。ある程度慣れれば、自分のミスでプログラムが動かないのか、情報が間違っているからプログラムが動かないのかは、わかってきますが、初心者のうちは、これの判別は難しいです。
書いてることをこなすとは、実際に手を動かしてサンプルコードなどをしっかり記述することを言います。
本を読んでも実際に手を動かさない人がたまにいますが、それではプログラムは身につきません。
余裕のある人はサンプルコードに改良を加えて、機能を付け足しみてみてください。
自分で考えて、行動することは重要です。
また、書籍だけでの独学に飽きてしまう人はプロゲートやドットインストールなどのサービスを活用しましょう。
息抜きにもなりつつ、学習を進められるので、ぜひ試してみてください。
プログラミングの独学はここからが大変
プログラムの独学って、基礎が終わってからが難しいんです。
よく、サービス作れとか、仕事取ってしまえとか、アウトプットしろとか言われますが、かなり難しいですよね。
アウトプットせよというけどこれが難しい
基礎は大事ですが、基礎だけではサービスを作るなどのアウトプットはできません。
今まで学んできたこ基礎の応用が必要なことはもちろん、データベース、サーバ、クラウド、ネットワーク、セキュリティなどの知識も必要です。
また、言語だけでなくフレームワークの使い方や概念も覚える必要があります。
脱初心者するためにはアウトプットが必要なんですが、初心者にはアウトプットが難しいというジレンマがあります。
ここで挫折する人が非常に多いです。
独学で挫折した場合の対処法【脱初心者法】
基礎学習が済んだ後のおすすめの手順は以下の通りです。
全て私が試した方法です。
どれか一つでもいいですし、複数試してもいいです。
- それでも無理やりサービスを作る
- 今勤めている会社でアピール
- プログラミングスクールに通う
それでも無理やりサービスを作る
学んだ知識でサービスを作ることで、その他の必要な知識を学べます。
今はもうないですが、ツイッターと連携して相性がわかるサービス(Ruby + Rails + Bootstrap)、写真を選んでいきたいところがわかるサービス(PHP)などを作った経験があります。
これらは違うプログラミング言語で作成しましたが、かなり勉強になりました。
ちなみに、PHPのサイトは独学でたどり着きましたが、Rubyはテックキャンプ卒業後に作成しました。
PHPでサービスを作った時の私のスキルとしては
- HTML
- CSS
- JavaScript
- Mysql
- WordPress
これらの基礎ができているという感じでした。
実際に学習した人なら分かると思いますが、早い人で半年くらいで習得できると思います。
今勤めている会社でアピール
会社でプログラムをやっていることをアピールしていれば、簡単な仕事が来る可能性はあります。
何もプログラマーの仕事は大規模なシステム開発だけではありません。
表計算効率化(グーグルスプレッドシートやエクセル)の簡単な処理など、本職のプログラマーやSEがやるほどの仕事ではないものはたくさんあります。
プログラミングはツールです。
基本的には人がやらなくてよい仕事や面倒な仕事を自動化するためにあります。
大規模か小規模化、簡単か難しいかは関係ありません。
プログラミングスクールに通う
独学無理!!って人の最後の砦です。
プログラミングスクールだと基本的に10万円以上はします。
転職を前提とした無料のプログラミングスクールもありますが、まだまだ少数派です。
プログラミングスクールは高額な気はしますが、一生モノのスキルを手に入れられるわけですから私は安いと思います。
スクールのメリットは挫折しにくいこと、効率がいいこと、わからない時に聞く人がいる安心感、プログラム仲間ができることがあげられます。
逆にデメリットとして、教えてくれる人にあまえてしまい、自身で解決する能力が独学よりは得にくいというところです。
さっきも言いましたが、Rubyならテックキャンプ、PHPならテックアカデミーがおすすめです。
プログラミングは役に立つ
社会人としてプログラムを学ぶには仕事が終わって学ぶ必要があります。
正直きついこともありました。
しかし、勉強、本業の両方こなせれば自信になりますし、サービスを作れば副収入を得られる可能性だってあります。
プログラムにチャレンジするなら、今です。
今より若い時はないです。
私は20代後半でプログラムの学習をはじめましたが、もっと若いうちに初めておけばよかったなと思いました。
30歳超えたら、体力と気力は減っていきます。(まだまだ若いですけどね)
早めの行動をするのが吉です。
今の仕事をそのまま続けていてあなたの市場価値は上がるでしょうか?
答えがNoなら、つぶしが効かない、将来的に貧乏になる可能性があります。
プログラマーは少なくとも、今のところは、稼ぎやすい職種で人材も不足しています。(統計で証明済)
これからもITはどんどん伸びていくと感じますのでプログラムをやっておいて損しません。
プログラミングは、文系には無理!!
みたいなことを思っている人がいますが、そんなことはありません。
私は普通科の高卒なのでそもそも文系とか理系とかありませんが、うちの会社のプログラマーの半分は文系です。
というわけで今回は以上です。
プログラムに興味のある社会人のみなさまの、参考になったら幸いです。