私は中小企業で社内SE(エンジニア)をしています。(田舎の人手不足IT中小企業でエンジニアをしています)
そんな私が中小企業のエンジニア事情について書きます。
中小企業でエンジニア就職をしたい人には一つの意見として参考になると思います。
最初に言っておきますと、正直、めちゃめちゃレベル低いエンジニアもいます。
レベルが低いと言うか、「知識のアップデートしてないなこのエンジニア」と感じる人が多いです。
●記事の内容
- 中小企業にエンジニア就職すると、スキルが伸びずらい話
- それでもスキルを伸ばす方法
無料でプログラミングを学ぼう
本題に入る前に、無料でプログラミングが学べるサービスGraspyの紹介です。
わからないところは無料で、メンターに質問が無料でできます。
プログラミングを教わりたいけど、有料のプログラミングスクールは高すぎる!と感じている方にぜひ、おすすめしたいサービスです。
Graspyの会員登録はこちら→Graspy
目次
中小企業にエンジニア就職するとスキルが伸びづらい
中小企業にエンジニア就職するとスキルが伸びづらい理由は箇条書きにするとこんな感じです。
- 循環が遅い【スキルのアップデートが遅い】
- 中途半端に人数がいる
詳しくみていきます。
循環が遅い【スキルのアップデートが遅い】
もちろん状況にもよりますが、スタートアップ企業だと人数も少ないし、新しい技術もどんどんいれていくと思うんですが、中小企業だとその循環が遅いです。
例で言うと、バージョン管理でsubversionとgitと言うものがあります。
ざっくり言うとgitが勢いを伸ばしており、subversionは廃れて行っているものです。
うちの会社では主にsubversionを使っているのですが、徐々にgitに移行することになりました。
その際に、
「gitなにそれ?美味しいの?」
「gitとgithubって違うの?」
みたいなこと聞いてくるエンジニア歴20年の中堅社員がいました。
「まじか、このおっさん・・・・」
と思ったと同時に、これが現実なんだな。。私もこのまま年をとると同じようになるなぁ。とも思いました。
その企業に長く勤めているエンジニアは、スキルのアップデートを怠っている場合が多いです。
その企業に長く勤めていると言うことは、その企業が主にどう言う技術を使っているかわかります。
これはつまり、どんな技術をどれくらい知っていればいいかわかると言うことです。
なので、今、必要のない知識は学ぼうとしません。
よって、スキルも伸びないんですよね。
中途半端に人数がいる
たとえ新しい技術が必要になったとしても、スタートアップよりは人数が多いので、自分ではない他の人が担当になる可能性があります。
なので、部下がいる場合は若いそいつにやらして、自分は既存の業務を続けると言う状況も多いです。
これは合理的といえば合理的なんですがね。
しかも、人数が中途半端にいるので、仕事が早く終わっても、仕事を増やされるだけなのでダラダラします。
自分がやらなくても他の誰かがやってくれるだろう。と考えている人は少なくなりません。
中小企業にエンジニア就職するとスキルが伸びづらいをまとめると
できれば仕事をしたくない、できれば新しいことをしたくない。
と思っているエンジニアが中途半端な中小企業には集まりやすいと思っています。
それでもスキルを伸ばす方法
私が考えるそれでもスキルを伸ばす方法はこんな感じです。
- 自分でサービスを作る
- 市場価値を意識する
自分でサービスを作る
趣味や副業でなんらかのサービス作っている人は新しい技術にも敏感だったりします。
少なくとも普段の業務プラスアルファで知識経験が積まれているわけなのでスキルが伸びないわけがありません。
うちの会社は副業を禁止していますが、社長はあほなんですかね。
市場価値を意識する
知識のアップデートをしない人の特徴をみてきましたが、意識が自社で完結しているのですよね。
口にはしないものの、会社をクビにならなければそれでいい。と言う感じです。
もうすぐ定年、会社が潰れない前提であればそれでいいと思いますが、転職や倒産が当たり前の現代で考えて置いたほうがいいのは市場価値です。
大企業だろうが、中小企業だろうが、スタートアップ企業だろうが、市場価値が高まればいいんです。
市場価値が高まれば、転職も容易になりますし、年収も上がります。
つまり、今勤めている会社が倒産しても大丈夫ですし、自分で稼ぐこともできると言うことです。
市場価値を高める方法
市場価値を高める方法例を解説します。
市場価値を高める方法例
- ①自社で使ってなくても流行っている技術に手を出す
- ②会社外でネットワークを作る
①自社で使ってなくても流行っている技術に手を出す
会社外で評価される人材を目指しましょうと言うことです。
例えば、当たり前ですが、自社しか使っていないものに詳しいエンジニアとかだと会社外で評価されません。
他社にて応用できないので市場価値は上がりづらいです。
スキルアップを目指す場合は、「このスキルって他社でも評価されるかな?」と考えながら行いましょう。
補足
自身でサービスを作るのもおすすめです。
それがポートフォリオにもなり、副収入も得られる可能性があるので一石二鳥です。
「基礎学習は必要ないけどアプリを開発する技術がない」
「いや、基礎からがっつり技術を学びたい」
もしそんな方がいたら侍エンジニア塾の受講を検討してみてください。
レベルに合わせたカリキュラムを作成してくれますのであなたにぴったりのプランを提案してくれます。
②会社外でネットワークを作る
例えば、プログラミング系の情報をブログ、Youtube、SNSなどで発信するなどです。
さっきも言った自身のサービスを作るのも会社外でネットワークを作るのに良いでしょう。
そうしたら、それらから仕事相談が入る可能性もあります。
副業を認めている会社ならそのまま仕事を受注して、ポートフォリオに加えることもできます。
そう言う行動をしていると、会社外での新たなネットワークも築けるでしょう。
ブログの作り方はこちらで解説しています。
自身のサービスを作ることがおすすめな理由
本記事では何度も自身のサービスを作ることをおすすめしています。
その理由は、これらの理由です。
- ①創意工夫して働く力が身につく
- ②個人で稼ぐ力が身につく
①創意工夫して働く力が身につく
中小企業などある程度の規模になると、良い意味でも悪い意味でも、業務の分業化が進み仕組み化されます。
分業化された業務には、言われた通りにやる仕事もいくつかあります。
そうするとクリエイティブな作業は一切なく、成長できません。
一方、自身でサービスを作るとなると、仕組みがないので考える力が身につきます。
②個人で稼ぐ力が身につく
当たり前ですけど稼ぐ力が身につきます。
エンジニアとして働いているとプログラムを書くとかいわゆるエンジニア系の仕事だけできればそこそこ評価は上がります。
しかし、自身のサービスだとマーケティングやデザインなどの領域にも手を出す必要があります。
それらを外注するにしてもそれも自身で考えて行動します。
これはつまり、1~10まで自身で体験できると言うことです。
こういった感覚がわかると、自分で独立するときも、とても参考になるはずです。
日本政府も副業を推奨している時代なので、時代の流れとしても、副業も積極的にチャレンジしつつ、稼ぐ力を身に着けた方がいいと私は考えます。
まとめ:中小企業エンジニアでもスキルアップできるけど、知識のアプデは必須
というわけで、今回は以上です。
参考になれば幸いです。