今日は【Google流 疲れない働き方】と言うピョートル・フェリークス・グジバチさんが書いた書籍の紹介です。
この書籍は2018/3に発売された書籍です。
本書はこんなことを取り上げています。
本書ではグーグルで学んだ「疲れない働き方」と、今僕が日本の企業を見て感じている「日本の組織で疲れずに成果を上げていくにはどうしたらいいか」といったことをもとに、皆さんが明日からでも効果を実感できる考え方や方法を紹介していけたらと思っています。
要は、「グーグルで学んだ疲れない働き方」と「日本の組織で疲れずに成果を上げていくにはどうしたらいいか」という2点が紹介されている書籍ということです。
本記事では、書籍のタイトルにもなっている前者のみを取り上げます。
目次
【Google流の疲れない働き方】とは
まず、仕事とはアウトプットを高めること、生産性を高めることが重要だと認識しましょう。
日本の会社は先進国の中でも生産性が低いと言われています。
グーグルでは社員自身が生産性を高く維持できるように4つの方面から取り組みをしているようです。
その方面とは、以下の通りです。
- 体のエネルギー
- 感情のエネルギー
- 集中のエネルギー
- 生きることの意義からくるエネルギー
これらのエネルギーを整えると生産性、アウトプットを高く維持できるようです。
体のエネルギーは、食事、睡眠で整えます。
感情のエネルギーは、自分の体の状況を把握し健康的な生き方をすることによって整えられます。
集中のエネルギーの整え方としてマインドフルネスが紹介されていました。
生きることの意義からくるエネルギーは自分と仕事を整えるものです。
本記事ではその中から集中について取り上げることにします。
集中のエネルギーについて
極限の集中状態をフロー状態と表現します。
フロー状態になると生産性が2倍になります。
この事実から言えることは、意識的にフロー状態に入れると言うことは、意識的に生産性を上げられると言うことです。
フロー状態に意識的に入るための要件
本書ではフロー状態に意識的に入る要件がいくつか紹介されており、その中から個人的に気に入ったものを紹介します。
要件1:明確な目標
「今やっていることは、なんのためにやっているのか?」と意識する。
要件2:リアルタイムのフィードバック
リアルタイムでどうしたらもっとうまくできるかを把握し、結果と行動の因果を常につかむ。
難易度と能力のバランス
少し難しいと感じることに取り組むのがちょうどいい。
例)いつも1時間かかっていることを40分でするなど・・
ハイリスク・ハイリターンな挑戦
これをするといやでも集中力が高まる。
ワクワクする環境
いるだけでワクワクするような環境で働く。
例)楽しげな雰囲気のカフェなど・・
五感をフル活用してタスクに取り組む
ただ考えるだけではなく、体を動かすなど五感を活用する
例)歩きながら考えるなど・・
パターンに気づき、パターンを壊す
パターンを見つけようとすると集中力は高まる。しかし、いったんパターンを見つけてしまうと惰性で取り組む可能性あり。
パターンを壊すことも重要である。
以上、Google流 疲れない働き方(ピョートル・フェリークス・グジバチ著)の要約と感想でした。