【音声に未来はあるか?】は2018/6/29発売の河野道成さんの著書です。
河野道成さんはNeoma DesignのCEOで、音声UI/UXデザインに関するコンサルティング、研究開発に携わる方です。
私は常にmac book proを持ち歩いているため、あまりスマホを触りません。
そんな私も最近スマホを使うようになってきたんですが、文字入力がやりにくい・・・
そこで音声入力を使うようになったんですが、
「あ、Siriって意外と使えるやん!」
ってことに今更ながら気づきました。
そんなこんなで音声認識やその周辺の技術に興味を持ったので本書を手に取りました。
音声に未来はあるか?の感想・ポイント
「どうせ誤認識ばかりだろ」
と思い、音声入力デバイスを食わず嫌いしていた私です。
この記事を読んでいる人の中にもそんな認識の人がいるかもしれません。
それこそ誤認識です!!!!
音声入力には様々なメリットがあります。
本書では音声入力のメリットについて下記のように書かれています。
- 文字入力の手間削減
- ショートカット(ステップ数削減)
- 手ぶら操作(ながら操作)
- 自由な操作姿勢
- 条件付きの指示が可能
- 曖昧な表現を許容する
- コミュニケーション体験価値を生む
- 感情や心理状況が反映される
- 文化や言語の違いが影響する
- 人にとって都合の良い認知レベルのメディア
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最近音声入力を使い始めた私は、特に「文字入力の手間削減」、「手ぶら操作(ながら操作)」、「自由な操作姿勢」にメリットを感じています。
このブログは、まだキーボードで入力していますが、音声入力でブログを書くようにシフトしたいと考えています。
そうすれば、書籍を読みながら文字入力できたり、ブログ記事を書く姿勢・場所の可能性が広がるからです。
また、音声入力に使った音声を音声としても記録し、youtubeやポッドキャストなどの音声・映像メディアに投稿すれことで一石二鳥みたいなスタイルもできそうだなと考えています。
ブロガーこそ音声入力に注目すべきだな。と感じました。
本書には音声入力のメリット以外にも
- スマートスピーカー
- AI内蔵ロボット
- 音声認識付きスマート家電
- ゲーム機
これらの種類・特徴などが詳しく解説されています。
なので、これらの商品の購入を検討している人は読むと特徴がわかりやすいです。
私もスマートスピーカーが欲しいと感じていましたので非常に勉強になりました。(本書を読んで、まだ必要ないかなと。感じました。)
また、
- 音声インターフェースの技術と問題
- 対話と会話の違い
も書かれており。
コミュニケーションについても詳しくなれる書籍です。
「無意識にこんなことを考えながら人間って会話してるんや〜」
と勉強になりました。
音声に未来はあるか?の感想まとめ
先ほども触れましたが、スマートスピーカー、AI内蔵ロボット、音声認識付きスマート家電、ゲーム機などの購入を検討している人は一度読んでみることをお勧めします。
また、人間のコミュニケーションにも詳しくなれますのでそれに興味がある人もぜひ。
あと、個人的に書籍全体のまとめ方が整ってて好きです。