【幸せになりたければねこと暮らしなさい】は2016/12/21発売の樺木宏さん(著)、かばきみなこさん(監修)の書籍です。
私は猫と暮らしてはいませんが、犬派か猫派かと聞かれれば猫派です。
youtubeなどで猫の動画はよく見ます。
あの、媚びない感じが好きなんですよね。
私は一人が好きすぎるので、今後、猫と暮らすことはないと思いますが猫の魅力をもっと知りたいと思ったので手に取った書籍です。
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【追記】
記事掲載後に公式ツイッターがあることを知りました。
紹介させていただきます。
@happiness__cat
目次
幸せになりたければねこと暮らしなさいの感想・ポイント
猫と暮らしている、猫と暮らそうと思っている人はもちろん、私みたいな猫と暮らす気がない人でも猫に興味があれば楽しめる書籍です。
可愛い猫の写真が数ページごとに入っているので癒されること間違いなしです。
本書を読む前は、猫の写真メインで、
「内容のないことがつらつら書かれているのだろうなー」
「パラパラ読めば数分で読めてしまうんだろーなー」
と思っていました。(ごめんなさい・・)
しかし、具体的な実験結果の引用やホルモンの名称なども書かれており、非常に勉強になり、ある程度ボリューム感のある内容でした。
しかも、猫と一緒なら難しい、ホルモンの名前、実験結果でもすっと入ってきます。
飽きずに最後まで読めます。
コンセプトが面白いと思いました。
具体的に私が気になったポイントを書いて行きます。
猫からの早起きの誘い
早寝早起きは健康に良いと言われており、早寝早起きをするとセロトニンを増やせる可能性があります。(セロトニンは幸せホルモンと言われています)
猫の体内時計は正確なので、朝の決まった時間にご飯の催促があるそうです。
その催促のおかげで朝決まった時間に起きざるを得ないので規則正しい生活ができるそうです。
また、猫を撫でるとアドレナリンとコルチゾールが必要以上に分泌されるのが抑えられると言う研究結果もありますので、ホルモンの調整がうまく行っていない人は猫と触れ合うと良いかもしれません。
私のように猫と暮らすのが厳しい人でも猫と触れ合うことはできます。
そうです。猫カフェです。
猫カフェを検索できるサイトもたくさんあるので興味のある方はぜひ猫カフェに足を運びましょう。
猫と一緒に幸せの階段を登る
アブラハム・マズローの欲求階段説をご存知の方も多いと思います。
これによれば、欲求の階段は5段階に分かれていて、1段目から順に満たさなければ次の意欲は湧いてこないと言うことです。
- 1段目:生理的な欲求(食事したい・ぐっすり眠りたい等)
- 2段目:安全の欲求(安全な場所の確保等)
- 3段目:社会的欲求(自分の居場所が欲しい等)
- 4段目:承認欲求(他人に認められたい等)
- 5段目:自己実現の欲求(能力を発揮し充実感を得たい等)
ざっくり言うと、苦痛を取り除かなければ高度な欲求はでてこないと言うことです。
安全な場所が確保できていないのに、自己実現の欲求はでてこないと言うことですね。
猫は生活の苦痛を取り除いてくれる可能性がある生き物です。
猫と一緒に階段を登っていき、高度な欲求を達成しましょう。
猫自身にも幸せを
飼い主だけが、幸せになるのではなく、猫自身も幸せになるべきですよね。
たまーに、
「そんな飼い方した大丈夫なん?」
「その接し方で猫は幸せなの??」
と思うことがあります。
猫の幸せを願うこんな講座があります。
この講座では、猫の身体の仕組みを学べるだけではなく、猫の健康管理や、症状別対処法、猫の文化・思考など、猫との暮らしにすぐ活かせる正しい知識をお伝えしています。
受講生・修了生の方限定で、健康相談サポートを行っています。愛猫健康講座より
本書とは全く関係ありませんが、ご興味のある方は資料請求してみてはいかがでしょうか?(資料請求は無料でできます。)
他の書籍にもこんなことが
最近、生物関連の書籍を多く読んでいます。
そんな書籍の一冊にこんなことが書いてありました。
さらに言えば、ネコには飼い主を健康にするという効用もある。ペットを飼っている人の医療保険の請求件数は、飼っていない人より30パーセント少ないというカナダの調査結果もある。たとえ入院しても、ネコを飼っている人は退院が早いのだ。
外来種は本当に悪者か?より
猫を飼っていれば病気になりにくいし、病気になっても治りやすいという可能性があるということですね。
幸せになりたければねこと暮らしなさいの感想まとめ
私は読書の習慣があるので苦になりませんが、活字が苦手って人多いですよね。
活字が苦手だけど、猫が好きって人は一度読んで欲しいです。
冒頭でも述べましたが、猫と一緒なら難しいことでもすっと入ってきます。
本書は内容も簡単すぎず、難しすぎずと言った感じで、難易度・ボリューム感がちょうど良かったです。
猫のパワーは偉大です。笑