即書評

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)の感想

【「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)】は2017/4/10発売の汐街コナさん(著),ゆうきゆうさん(監修)の書籍です。

本書の感想やポイントに入る前に、少し私の話をさせてください。
私は数年前に原因不明の

  • めまい
  • 腹痛
  • 軟便
  • やる気のなさ
  • だるさ
  • 頭が締め付けられるような感じ

に悩まされたことがあり、最初は内科に通っていました。
そこでの診断結果は、過敏性腸症候群(IBS)というものでした。

これはメンタルからくる症状で、すぐ死ぬとかそういう症状ではありません。

不快ではありますが、死ぬことはないので、今でも放置しています。
今でも軽い腹痛や軟便にはなりますが、別にそんなに支障はないので別にいいやと思っています。

しかし、めまいやだるさ、頭が締め付けられるような感じはきつかったです。

特に頭が締め付けられるような感じとめまいは、少し休まないと何もできない時がありました。

頭が締め付けられるような感じはさすがにやばいと思い脳を見てもらおうと言うことで、そういう系病院に行きました。

そこでの診断結果は

  • 薬を出すほどではないが鬱傾向にある
  • VDTシンドロームである

ということでした。
まさか自分がメンタル系の病気にかかる(かかりそうになる)とは思っていませんでしたのでショックだったことを覚えています。

この一連で3つくらいの病院に行きましたが、その時必ず言われたのが
「あなたみたいな人は結構危ない」
「最近、似たような患者が増えている」
と言うことでした。

ここで言う、「あなたみたいな人」というのは

  • ポジティブで頑張れてしまう人
  • 精神力で身体の信号を無視できてしまう人
  • そう言う信号に鈍感な人

ということです。

確かに、何時間も残業した後にサイト作ったりプログラム書いたりしてました。
休みの日もアクティブに行動し、ゴルフに行ったりしてました。
この頃の睡眠時間は4時間程度だったと思います。

短眠のテクニックや、疲れない方法を紹介している書籍を読み色々試していました。
確かに、最初のうちは寝なくても大丈夫だし、テクニックでカバーできているところもありました。

ただ、そんな時でも身体は、信号を出してきます。
「休んでください、不調です」
と。

しかし、無視を続けました。
「いや、大丈夫。だって俺だぜ?」
みたいな、よくわからない自信があったことを記憶しています。笑

こうやって精神力・テクニックで身体の信号を無視し続けてきたんですね。。

その結果が、めまいやだるさになって一気に押し寄せてきたわけです。

幸い「死にたい」とまでは思ったことはありませんが、

  • 何も楽しくない
  • なんか知らんけど、だるすぎて動けない
  • 食欲・性欲がない
  • よく眠れない
  • なんか体が痛い

と言う感じになりました。
この頃は結構、絶望的でしたね。。。。

「こういう感じでダメになる人もいるんやろーなー」
「自殺する人ってこれのひどいバージョンなんやなー」
と、考えたこともあります。

幸い、めまいなどは一過性だったため、薬を飲んだり、長期の療養は必要ありませんでした。
睡眠時間を多くとり、健康に気を使うようになると治りました。(今でも過敏性腸症候群(IBS)ですが・・・・)

ただ、長期的に続いていたとしたら、うつになっていた可能性は十分にあると思います。

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)の感想・ポイント


と前置きが長くなりましたが、なぜ、こんなに長々と書いたかと言うと。

「おまいら他人事じゃねーぞ!!」
ってことが言いたいからです。

ちょっとでも、私の前置きに思い当たる節があれば読んでおいて損はない書籍です。
それではポイント・感想をまとめます。

これってほっといても大丈夫なやつ?

日々働いていると

  • このやる気のなさは甘えなのか?
  • このだるさはほっといても治るのか?

みたいな感じになることありませんか?

こう言う症状ってすぐ死なないだろうし、死ぬほどだるい・痛いといった感じではないんですよね。

ただ、このくらいの症状でも黄色信号だと思います。
黄色信号は誰でもなりますし、このくらいの感じで病院を行っていたらキリがない。
と言うのもわかります。

ただ、ほっとくか、ほっとかないかの目安になるものもあります。

その一つが残業時間です。
残業が80時間を超えると過労死のリスクが高まると言われていますので80時間を目安に病院に行くかどうか決めるのも良いと思います。

また、本書には他の目安も紹介されています。

それは、

  • がんばっていることが自分自身で決めたかどうか
  • がんばっていることの成果がわかりやすいかどうか

と言う目安です。

ブロガーとか漫画家・イラストレーターが良い例かもしれません。
私はブロガーの端くれです。

朝4:30に起きてブログを書いています。
あまり苦ではありません。

普通のサラリーマンですから、労働時間と考えると一人で勝手にブラック企業です。

こう言う生活を続けていますが、めまいなどの異常はありません。
これは、ブログを書くと言う行動を自分自身で決めてますし、成果も見えているから大丈夫と言えるのかもしれません。

ただ、以前に体調を崩した時も同じようなことをしていました。
しかし、最近は身体の異常はありません。

以前と違うのは睡眠時間を7時間程度は取っている、休日はリラックス系(瞑想・軽い運動)にあてていると言うところです。

睡眠時間もかなり大事だと思います。

精神科医でもメンタルを壊す

ちなみに僕自身も、過去にストレス過多状態が続き、眠れなくなったり、食欲が落ちたり、「仕事に行きたくない」と思ったりしたことがありました。
一過性だったため、メンタルクリニックにかかるほどではありませんでしたが、長期的に続いていたとしたら、うつになっていた可能性は十分にあります。
精神科医である僕ですら、こうした状態におちいるわけです。
「何があっても絶対大丈夫な人」は存在しないのです。

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)より引用

私が受診した病院の医者も言っていました。
「大きな病院にいた時には電車に飛び込もうと思ったことが一度だけある」
と。。。

メンタルのプロでもそうなるわけですから、我々一般人はもっと気を使うべきだと思いました。

「何があっても絶対大丈夫な人」は存在しませんから。。

死ぬくらいなら辞めればができないのは判断力を奪われるから

死ぬくらいなら辞めればができないのは判断力を奪われてしまうからだそうです。

判断力があるうちに辞めればいいと思うかもしれませんが、それもできない場合があるんですよね。
判断力があるうちは深刻に考えずに
「まだいける」
「ま、なんとかなるか」
と思いがち。

本書では判断力があるうちにもやめられない要因の一つとして他人を中心に考えてしまうことを挙げています。

  • 家族を養わないと
  • 親に心配をかけたくない
  • 世間体が気になる

など、このような考えは他人を中心の考えです。

でも、自分が死んだら意味ありません。
自分の人生を最優先に考えましょう。

自分なりの出口を考えておく

「辞める」決断ができない人のお話を聴いていると、その大きな理由のひとつに、「辞めた後の生活が想像つかない」というのがあります。
〜中略〜
このように「辞める」選択肢が自分の中にあっても、不安があることで決断できずにいる人が、過度のストレスによりどんどん追いつめられ、選択肢があったことすらわからなくなり、「もう何もできないから、死ぬしかない」なんて考えてしまうこともあります。

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)より引用

判断力があるうちに自分なりの出口を考えておくことも大切です。

  • この業務を覚えたら転職しよう
  • 貯金がいくらになったらやめよう

的な感じです。

また、転職エージェントに登録しておくと、辞めた後の生活が想像つきやすいみたいです。(私も登録しようかな。。)

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)の感想まとめ

無駄に不安を煽る訳ではありませんが、黄色信号の時点で辞める決断・辞める行動を取らないと手遅れになるかもしれません。

私もかなり危ない状態だったな。。と本書を読んで思いました。

基本的に漫画で書かれているので非常に読みやすい書籍です。
他人事とは思わずに、一度読んでみることをおすすめします。

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