【しないことリスト】は2015/12/19発売のphaさんの著書です。
「ニートの歩き方」を読んでphaさんのphaンになり、phaさんの著書は何冊か読んでいます。
phaさんは共通点が多いので親近感を感じます。
しないことリストの感想・ポイント
本書がどんな書籍かと言うと「はじめに」にズバリ書いてあります。
いわゆる「しなきゃいけないこと」の99%は「本当はしなくてもいいこと」だ。この本は、世間で「しなきゃいけない」とされていることを一つ一つ検討していって、「あー、あれもこれも別にしなくてもいいんだ。人生ってもっと幅があるものなんだ」と、少し力を抜いてラクに生きていけるようにするための本だ。
しないことリストより
これにピンと来たら買って間違いなしです。
ブログにもつかえそうな発想
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「乞食のコツは、『何かください』と言う曖昧な要求じゃなくて『5ルピーください』とか『食べ物をください』みたいに要求をはっきりさせることだ」
しないことリストより
セールスレターの書籍にセールスレターには必ず、コール・トゥー・アクションが必要と書いてありました。
コール・トゥー・アクションとは、セールスレターを見てくれたターゲットに、とってもらいたい行動を促す・誘導することを言います。
資料請求をして欲しいなら、その意思を明確に伝える、商品を購入にして欲しいなら、その意思を明確に伝えるということですね。
その考えに似ている気がしました。
普段とのギャップ
僕がよく思うのは、「たまにパーッと散財すると楽しい」というのは、その金額が高額かどうかよりも、普段とどれくらいギャップがあるか、という部分が重要だと言うことだ。
しないことリストより
普段から節制しとけばコスパよく散財の快感が得られると言うことですね。
普段から高級ホテルとか、高級レストランとかに行っている人が散財しようと思うと、かなり高額な出費になってしまいます。
普段は外食はせず、旅行も行かない人にとっては、安くても外食や旅行自体が散財になりますから安価でも散財の恩恵が受けられます。
お金を稼ぐために働いて、そのストレスを発散するために大量のお金を使うのは馬鹿らしいですよね。
私は割と健康オタクで普段からジャンクフードを食べずに生活しています。
そんな私もたまにカップ麺を食べたくなり食べてしまうのですが、これが私にとっての散財です。
普段とのギャップがあるのでちょっとしたストレス発散になります。(コスパいいっす。身体にはビミョーですが・・・)
身体の反応を大切にする
人間の社会でも同じように、ストレスに弱い人のほうが状況のおかしさを一番早く察知できる。
体力や精神力のある人は理不尽な状況でも結構耐えてがんばってしまうけど、僕はそういうときに真っ先に弱るほうだ。しないことリストより
以前の記事でも書きましたが、私はストレスを無視できる体質です。
ただし、身体からは黄色信号が出ているのはわかるので、それに素直に生きたいと思うようになりました。
だるいとか感じた時点で、行動の方向や量が間違っている可能性があるということを認識したほうが良いです。
ただ、だるいと感じるたびに全てを辞めていたらきりがないです。
しかし、そういう信号はあるのは事実です。
そういう信号があった時にどういう対処をするか、どっからその感覚が出てくるのか、どうやったらましになるのかなどを考えると良いと思います。
最強の思考
何の役に立つかをいちいち考えるのではなく、それ自体を楽しもう。
趣味というのは、たとえ何の役に立たなかったとしても、それ自体に夢中になれるようなもののことだ。そうした趣味を見つけられると人生が豊かになる。しないことリストより
それ自体が楽しいし、結果、何かの役に立てば最強ですよね。
私は読書が趣味ですが、
- ただ単純にこの書籍を読んでみたい
- 今、興味がある分野だから読みたい
- ブログの記事にするために読みたい
いろんな思惑があります。
「ただ単純にこの書籍読んでみたい」ってだけで夢中で読んで、結果的に記事ができたり、知識が増えたりするのが理想かもしれません。
ただし、オプティマイザーという考えもあります。
動画内ではオプティマイザーについて
「最適化して条件を見つけて、自分の好きなことをして生きていく方法を模索するのがオプティマイザー」
と語っておられます。
最適点を探すことを最適化と言います。
最適化を英語にするとオプティマイズです。
「それ自体を楽しもう」
って考え方があるのと同時に
「趣味でさえ稼ぎたい」
って考え方もあることを知っておいても損はないでしょう。
「趣味でさえ稼ぎたい」
と考えると、どうしても
「どうやったら稼げるか?」
って思考が入ってしまうので、純粋に趣味を楽しめなくなる可能性があります。
また
「読書好きだけど、読書自体をお金にしたいと思っている。なぜなら好きなことだけして生きていきたいから」
と語られています。
どちらの考えも参考になりますが、私はどちらかというとオプティマイザーになりたいですかね。
しないことリストの感想まとめ
本書で紹介されている「しないことリスト」の全てに納得するわけではありません。
本書を読んで、めっちゃ勉強になったということもありません。
ただ単純にこの書籍読んでみたいと思い読んだ書籍だからそれでも良いのかもしれません。
こう言う書籍を読むメリットは
「こう言う人もいるんやな」
ってな感じでいろんな価値観に気づけることだと思います。
新しい価値観に気づくことで生きるのが楽になったり、自分がどんな価値観で生きているのかに気づくことができます。
あなたも、ぜひ【しないことリスト】を読み、価値観について考えてみてください。