『式の前日』(穂積著)は、2012/9/10発売の漫画です。
式の前日というタイトルですが、式の前日ではない話もあります。
そんなオムニバス短編集です。
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目次はこんな感じです。
- 『式の前日』
- 『あずさ2号で再開』
- 『モノクロ兄弟』
- 『夢見るかかし(前編)』
- 『夢見るかかし(後編)』
- 『10月の箱庭』
- 『それから』
※:『式の前日』を買おうか迷っている人は絶対にネタバレは見ない方が良いです。オチがわかったら面白さ半減以下です!
『式の前日』(穂積著)の感想
基本的には感動するしオススメしたい漫画です。
しかし、感想を書きにくいんですよね・・・・
どうおすすめしていいのかもわからない・・・・
その理由はネタバレ、先入観なしで読んで欲しいからです。
オチがわかったり、先入観ありで読んでも面白くないと思います。(いや、面白いとは思うけど面白さ半減以下やね)
読了後の感想としては、以前紹介した『旅する缶コーヒー』(マキヒロチ著)に似ています。
ただ、本書の方が現実離れ(ファンタジー)してる感じです。
シックスセンスを見た時のような、
「そういうことなの?!」
みたいなお話が多いです。(シックスセンス見ていない人すみません)
他の人の感想を見ると
「泣ける!」
みたいなのが多いですが、私は泣くことはありませんでした。
それは多分、
- 女兄弟もいないし
- 双子の兄弟もいないし
- 猫も飼っていない
- 兄弟の誰かが、結婚した経験もない
からだと思います。
これらの条件に当てはまる人がいたら共感できる部分があり、泣けるのかな??
と思います。
『式の前日』(穂積著)の感想まとめ
私はオムニバス短編集を読むのは2回目です。
私が今まで読んでいた多くの漫画は、金髪のヤンキーが出てくるとか、怒ったら金髪になるやつが出てくるとか、そういう系の漫画です。
「すぐオチがあっていいよね」
「そろそろ、オチくる感いいよね」
って感じです。「こういうオチやろ?んん?」
って思いながら読むのが楽しかったです。で、自分の予想が当たったら
「ほらな!」
って感じで嬉しいし、
外れたら
「そうきたか!」
って感じで嬉しいです。
そう、どっちでも嬉しいんです。
オムニバス短編集のオチがくる感じにハマりつつあります。
オチのドヤ感は『旅する缶コーヒー』より『式の前日』の方が強いと感じます。