【働けるうちは働きたい人のためのキャリアの教科書】は2017/5/8発売の木村勝さんの著書です。
中高年層、特に定年前のシニアに向けた書籍でした。
私はまだ30代なので、本書を読むのは早かったです。
しかし、生きていれば50代はいつかは訪れるし、こう言う世代の人と話す際のネタになればと思い手に取りました。
本書では、こうした50歳過ぎまで実直にサラリーマン生活を続けてきた普通のビジネスパーソンを対象に、今後の雇用を含めたビジネス環境の変化を見すえていかに自分のキャリアを考え選択していくか、そのための現実的で実践的な知識&ノウハウをお届けしたいと思います。
働けるうちは働きたい人のためのキャリアの教科書より
目次
働けるうちは働きたい人のためのキャリアの教科書の感想・ポイント
知らない言葉、知っているけど明確に理解していなかった言葉がいくつか登場しました。
それらを備忘録も兼ねて紹介します。
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有効求人倍率
有効求人倍率とは、有効求職者数に対する有効求人数の割合で、有効求人倍率が1.00より高ければ「仕事を探している人」の数よりも「企業が求めている人」の数のほうが多いということになり、それだけ経済に活気があると考えられる経済指標の一つです。
働けるうちは働きたい人のためのキャリアの教科書より
有効求人倍率が高いからどうや、低いからどうや、みたいなのを聞いたことがあると思います。
テキトーに聞き流していましたが、これを機に覚えたいと思います。
ちょっと乱暴ですが、
1以上なら就職しやすい!
と覚えておきます。
インディペンデント・コントラクター(IC)
本書でご紹介したインディペンデント・コントラクター(IC)は、サラリーマンでも、事業家でもなく、フリーエージェントである働き方です。「期限付きで専門性の高い仕事」を請け負い、雇用契約ではなく業務単位の請負(業務委託)契約を「複数の企業」と結んで活動する働き方です(インディペンデント・コントラクターHPより)
働けるうちは働きたい人のためのキャリアの教科書より
実務を行うコンサルタントみたいな位置づけだと思います。
- 期間とサポートする内容を決めてサポートする
- 必要な時に必要な分だけ、専門性の高い仕事にコミットする
そんな働き方です。
プログラミングがめっちゃできるのに、変に出世して部下の教育やプロジェクトの管理とかやらされてうまくいかない、ストレスを感じている人を見たことがあります。
企業にいたらこう言う感じになりがちですが、こう言う人って
「得意なことだけをやっていればいいのに」
と思うことがあります。
そう言うタイプの人はサポートする内容が限定されているICという働き方が向いている気がします。
ちなみに、IC先進国のアメリカではすでに1000万人近くのICが働いているとされているそうです。
日本でも副業緩和する動きがあるので今後増えて行く働き方かもしれません。
働けるうちは働きたい人のためのキャリアの教科書の感想まとめ
表紙の裏に
「人生90年、先は見えても「その先」がさらに長い・・・・・」
と書かれています。
65歳で定年したとしても25年あるわけですよね。。。
90歳どころか人間は120歳くらいまでは生きられるポテンシャルがあるので、近い将来寿命が急激に伸びると書いてある本も読んだこともあります。
定年・引退した後のことも考えないと、人生詰んでしまいそうです。
私はまだ30代なので引退後のことを考えるのは少し早いですが、引退直前に考え出すようでは良い選択はできないと思います。
変に楽観視するわけでも、不安視するわけでもなく、引退後についてのことを頭の片隅に置き生活したいです。