即書評

水辺の外来生物 (外来生物はなぜこわい?)感想

【水辺の外来生物 (外来生物はなぜこわい?) 】は2018/2/25発売の阿部浩志さん(著),丸山貴史さん(著),小宮輝之さん(監修)の書籍です。

水辺の外来生物の感想・ポイント


図鑑と読み物の中間くらいの書籍です。
このシリーズは読みやすくて気に入っています。

気軽に飼うべきではないミドリガメ

通称ミドリガメはミシシッピアカミミガメという亀です。

飼いやすく、手に入りやすいので人気のカメでした。

昔、知人が飼育していました。(死にましたが)
普通は環境の変化にも強く丈夫な亀です。

環境の変化に強く、丈夫だということは、自然に放したらどうなるかわかりますよね??
そうです。めっちゃ増えます。

子供のうちは可愛いミドリガメですが、成長と共にかなり大きくなります。
もし、飼う場合はそれなりの覚悟で飼育しましょう。

甲羅の長さ3cm、体重8g程度と小さく、なんでもよく食べ、水のよごれにも強くて飼いやすいことから、1970年代には子どもたちに人気のペットとなりました。
しかし、順調に成長すると、1年ちょっとで甲羅の長さが3倍以上、体重は30倍近くまで大きくなります。そして、大きなメスは甲羅の長さ28cm、体重2kgにもなり、最長30年も生きるのです。

水辺の外来生物より

都会のホタルに関するイベントには要注意

なかには、とてもホタルがくらせないような都市部で、イベントのためだけにつかい捨てのように成虫が放されていることもあります。
また、もともとホタルが生息する場所であっても、イベントにきた人にたくさんの光る蛍を見せるために、他県の養殖販売業者から買ったホタルを放すこともあります。

水辺の外来生物より

同じゲンジボタルでも地域によって遺伝子に違いがあります。
東日本と西日本では発光パターンが異なるそうです。

迷惑がられない珍しい外来種ホンビノスガイ

外来生物が定着すると、もともといた生物と競合するものですが、現在のところ在来生物への被害は確認されていません。その理由としては、ホンビノスガイが酸素の少ない環境を好むため、アサリなど在来の貝類と競合しにくいためだと考えられています。

水辺の外来生物より

ホンビノスガイは、バラスト水により持ち込まれたとされています。

ホンビノスガイは年々漁獲量が増えており、ハマグリの代用品として重宝されている貝です。

日本在来のハマグリは千葉県では野生のものは絶滅しましたし、全国的にも数を減らしています。

ホンビノスガイが代わりに人間に食べられることは、日本のハマグリにとっては良いかもしれませんね。

水辺の外来生物の感想まとめ

水辺の外来種にフォーカスしているため、割と深いところまで書かれていました。
本書や本記事を読み、外来種や自然について考えるきっかけになれば嬉しいです。

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