即書評

シンプルライフ入門:スモールハウスの感想

【スモールハウス 3坪で手に入れるシンプルで自由な生き方】は2012/8/29発売の高村友也さんの著書です。

スモールハウスの感想・ポイント


著者のスモールハウスに対する考えがまとまった書籍です。

個人的には、
「スモールハウスを作るなら物価の安い地域のワンルームでいいんじゃね?」
と思ったりしています。

あと、最近はシェアハウスも増えてきていますしね。

首都圏+京都のシェアハウスを探せる「オークハウス」と言うサービスも登場しています。
興味のある方はぜひご覧ください。

でもスモールハウスは生活費激安

僕は、27歳で「土地持ち、マイホーム持ち」になった、勝ち組中の勝ち組だ。買った土地は、都心から原付で半日ほどの雑木林の中。10万円足らずで3坪ほどの小屋をセルフビルドし、何にわずらわされることもない生活を送っている。
家賃やローンはないし、固定資産税もかからない。必要な電力はソーラーパネルが半永久的に供給してくれるし、生ゴミや排水は畑に戻されるから大掛かりな下水設備も要らない。使える電力もスペースも限られているから、余計な物を買うこともない。あとは、食費や諸々含めても、月に2万円もあれば左団扇で生きていける。

スモールハウスより

「スモールハウス作るなら物価の安いところのワンルームでいいんじゃね?」
と書きましたが、圧倒的に小屋暮らしの方が安いですね。

ワンルームを借りるとなると、さすがに2万円で生活するのは無理です。

以前、自身のミニマムライフコスト(生活に必要な最低額)を計算したところ6〜7万円だったと記憶しています。

散歩・読書がメインの趣味なので無駄な出費は少ないと思っていましたがまだまだ削れるところがありそうです。

シンプルに生きている人の生き方は、実際にスモールハウスに住む気がなくても参考になるものが多いです。

社会に求められているレベルが高い

この国は、生きているだけで最低限しなければならないことが多すぎて、普通に生活していこうとすると、移動手段を確保して、情報ツールを携えて、身なりもそれなりに整えなければならないし、何だかんだと手続きやら、契約やら、お金の計算やら、人付き合いやら、そうこうしているうちに一生が過ぎていきそうな勢いだ。その頂点にあるのが、「家」という存在だと思う。

スモールハウスより

私も社会に求められている最低レベルが高い気がしています。

「社会人なんだから」
とか
「もう、30歳なんだから」
とか
「係長になったんだから」
みたいに何かと理由をつけて持ってなければならないもの・スキル決めつけてきます。
今の会社の仕事自体は嫌いではないし、良い環境だとは思っています。

しかし、やはり会社という組織に馴染めない自分がいます。

世の中いくら便利になっても、それによって節約された時間や体力は、再び競争と労働へと費やされているように見える。だったら、最初から何もしないで、歌でも歌っていたほうがいいんじゃないかと、そう思う。

スモールハウスより

うまい言い回し

僕は、自分の平穏な暮らしを支えてくれる家が欲しかったのであって、それを支えるために暮らしを捧げなければならないような家を欲しくはなかった。

スモールハウスより

著者に影響を与えた人物、ジェイ・シェファーの言葉です。
前の会社には家のローンのためにとか、家族のために働いているという人が多かったです。
「挑戦しない理由を全部それらのせいにするなよ」
と心の中で思うこともありました。

私はそうなりたくないので、家も家族も持つつもりはありません。(今のところ)

ジョンソンさんのエピソード

ジョンソンの「脱所有」は徹底していた。なんと、スモールハウスに引っ越すと共に車まで売ってしまった。代わりに自転車を多く使って、何かしらのイベントでどうしても必要なときはレンタカーを使った。
たしかに、車は便利だけど、一台所有するだけで、本当に面倒が増える。ドア・トゥ・ドアの超高速移動で節約できる時間の代わりに、購入費150万円と毎年の税金・ガソリン代数十万円を稼がなかきゃならない。駐車のための土地は、場所によっては車本体の価格以上になる。ガソリンの量とキーの所在を常に気にかけていなければならないし、定期的な掃除とメンテナンスが必要だ。日本の自動車学校はあり得ないくらいの時間とお金をとるし、やれ免許の更新だ、ナンバーの届出がどうだとうるさい。最近では廃車にすら何万円もかかるのだというからたまらない。

スモールハウスより

私も車は手放したいと思っています。
基本的に会社の往復にしか使っていません。

なので、会社を辞めたら手放したいと思っています。
それで不自由を感じるならもう一度買えば良いだけですからね。

本当に必要なものを必要なだけ所有

考えてみてほしい。自分の家が3坪しかなかったら、服だのインテリアだのをなんとなく買う気になるだろうか。それどころか、ショッピングモールに足を運ぶという時間の使い方すら排除されるだろう。
〜中略〜
新しく家に迎え入れるものは、限られたスペースを分け与える価値のある物だけ。自分と生活を共にするくらい価値のある物はどれか?そういう視点で日々を過ごすことになる。所有スペース自体をダウンサイジングして、余計な物を相手にしている暇はないのだということを明確にしておく。
そうすると、残る物は何か?
残る物は、これがなければ生活に支障をきたすという最低限の物と、自分が共に生活したいと心から思える物だけだ。これすなわち、シンプルライフ。

スモールハウスより

確かに、自身の生活に置き換えてみると、本棚がいっぱいだったら新しい本を入れるためにどれかを処分しようと考えることがあります。

本棚を大きくするのではなく、逆に小さくして残る本の重要度を上げる。

そうすると残った本は少ないけど、残ったものは最高の本ということになります。

こういう考え方を知っておくと適当なものを買うことはなくなります。

ただし、何かを買うときにこれはいるのか、いらないのか?みたいなことを常に考える必要があわので結構面倒なんですよね‥
その結果、買い物自体がめんどくさくなっているのが今の私です。

アメリカにはセルフビルドが多い

日本では滅多に見かけないセルフビルドだが、アメリカでは一般人がごく当たり前に自分で家を建てる。その割合は1割以上とも言われる。完全にセルフでなくとも、必要な部分だけ業者の手を借りて、自分でできることは自分でやる。建てた後のメンテナンスも、自分でホームセンターに行って材料と道具を買ってきて行なう。

スモールハウスより

本書ではツーバイフォーという方法がとっつきやすいと紹介されていました。
日本とアメリカでは法律や文化、天災なども異なるので、アメリカの事例をそのまま真似することはできないかもしれませんが、参考にしたいですね。

いくら地価が高いといえども、100万円あれば、都内から1〜2時間でアクセス可能な小さな土地がいくらでも手に入る。
建材だって、木を伐り倒すところから始めるわけじゃない。ホームセンターでお金を出せば、使いやすく整えられた木材を安く買うことができる。セルフビルドが不安なら、数十万円のキットハウスが設計図付きでいくらでも売っている。

スモールハウスより

スモールハウスの感想まとめ


結果、私は
「田舎のアパートでのんびりみたいなのがバランス取れていいかなー」
って気はしています。

小屋暮らしをしている方のyoutubeを拝見しますが、生活に時間をかけすぎな気がしています。

「そこが本当に楽しいのか?」
「2万円でも生活できるかもしれないが、生活のために労働していないか?」

と思いってしまいます。
まぁ、バランスが大切かな。
と思います。
バランスを磨いて、自分にあったサイズの暮らしを見つけていきたいです。

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