私はテックキャンプ卒業生で、いまはエンジニア兼プログラマとして働いています。
プログラミング(言語的にはPHP、JavaScript)を独学したのちにテックキャンプに入学しました。
私のプログラマーとしての経歴に興味がある人はこちらの記事もご覧ください。
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ちなみに私が選んだ、テックキャンプのコースはWebアプリケーションコースです。(テックキャンプで学んだ言語は主にRuby)
入学から一旦、卒業するまでの2ヶ月間は一度も教室には行かず、オンラインのみで完結しました。(卒業後に仮メンターになろうと思った際に1ヶ月ほど教室にも通いました)
テックキャンプをオンラインで受講した理由は地方在住だったため、教室が遠かったからです。
あと、単純に外に出るのが面倒だったと言う理由もありました。
とはいえ、卒業後に、テックキャンプの教室(大阪)にも通っています。
なので、オンラインの良さと教室の良さを比較しながら、この記事を書いています。
結論から言うとオンラインだけでもプログラミングは学べますし、教室に通うのと同じくらいのサービスは受けられます。
ただし、通える距離に教室があるなら通った方が良いと言うのが本音です。
その理由も書きますね。
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目次
テックキャンプのオンラインはどういう人におすすめか
まず、テックキャンプのオンラインはどういう人におすすめか箇条書きにします。
- プログラムを学びたいけど何から勉強したらいいかわからない人
- プログラミングで絶対に挫折したくない人
理由を書きます。
プログラムを学びたいけど何から勉強したらいいかわからない人
「とりあえずHTMLからやった方がいい?」
「ウェブサービスを作るためにはどんな知識やスキルが必要?」
そんな悩みは不要です。
テックキャンプのテキストでは、ツイッターのようなサービスが作れるようになっていまして、最低限、ここのクリアを目指します。
このクリアまでにウェブアプリ開発に必要な知識がつまっています。
そのため、テックキャンプのテキストさえやっておけば、プログラムを学びたいけど何から勉強したらいいかわからない人でもある程度のウェブサービスが作れるまでに必要なスキル・知識が身についてしまいます。
具体的に言うと、Ruby,Ruby on Rails,HTML,CSSを学ぶんですが、これらを学ぶために、自分で教材とかを選ばなくてもいいということです。
あらかじめオンラインテキストが用意されているので、


みたいなことはありません。
これは初心者プログラマーには非常にありがたいことです。
プログラムを書いて動作しなかった時に、自分が間違っているのか、書いてあることが間違ってあるのか初心者プログラマーには判断がつきにくいんですよね。
テックキャンプのテキストは5000回以上ブラッシュアップされているので、常に最新で正しい状態を保っています。
なので、動作しない場合はコードを書いた自分が悪い、自分が間違っているとわかるんですよね。
どこが悪いのかは、一旦は自分で考えて、そのあとにメンターに質問するのが良いでしょう。
また、テックキャンプのテキストでは、発展学習としてJavaScript,SQL,セキュリティ,デザイン,テスト,API,Gitなども学べるようになっています。
受講期間中にこれら全てをマスターするのは難しいですが、卒業後もオンライン上でテキストは見れますので、卒業後もじっくりと学ぶことができます。
書籍の内容は古くなりますが、常にアップデートを繰り返しているテックキャンプのテキストは古くなりません。
テックキャンプのテキストは全てオンラインで確認できますので、重い書籍を持ち歩く必要もないです。
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補足:C言語はやるべき?
「プログラム学習の基礎はC言語から」
「オブジェクト思考ならJavaでしょ」
みたいな誰が言い出したかわからない理由でC言語やJavaもやった方がいいのか?
と悩んでいる人がたまにいますが、C言語とかJavaなんてやらなくてもいいです。
どのプログラムを学ぶかはやりたいことによって変わりますが、Web系やりたい人は、C言語やJavaは必要ありませんので学ぶ必要はありません。
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プログラミングで絶対に挫折したくない人
先ほども触れましたが、テックキャンプのテキストは5000回以上アップデートされています。
プログラム初心者がどこでわからなくなるとか挫折しそうになるとかを計算しながらアップデートされているので、挫折しにくい作りになっているんですよね。
私は侍エンジニア塾も卒業していますが、テックキャンプのテキストは侍エンジニア塾のテキストと比較して、画像を多用したり、柔らかい雰囲気のデザインにしたりと、優しくプログラミングを学べる工夫がされています。
テキストの作りもシンプルで、バグも少ないのでイライラしながら学習することもありませんでした。
プログラミング学習でストレスを感じないように工夫されています。
侍エンジニア塾にも興味がある人はこちらもご覧ください。
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逆にテックキャンプをおすすめしない人
逆にテックキャンプをおすすめしない人は下記の通りです。
- 絶対にプロのエンジニアから教わりたい人
- 礼儀を重んじる人
- 独学でも挫折しない自信がある人
絶対にプロのエンジニアから教わりたい人
絶対にプロのエンジニアから教わりたい方はテックキャンプはやめておいたほうがいいです。
テックキャンプにはテストに合格すれば卒業生がメンターになれる制度があります。
これは、テックキャンプを卒業生したばかりの人がメンターになっている場合があると言うことです。
この卒業したてメンターは、初心者に毛が生えた程度の実力しかなく、指導力も微妙です。
もちろんテキストにそったことを教えることはできますが、プログラムでどうやって稼ぐとか、こうやった方が実務で活きるみたいなアドバイスはできません。
ただ、プログラミングの基礎は十分に教えられるレベルにあるので、カリキュラムを普通に進める上ではそんなに問題にはならないことは補足しておきます。
礼儀を重んじる人
礼儀を重んじる、変なプライドがある人にもテックキャンプはおすすめしません。
メンターは若い人、特に大学生が多いです。
ハーフパンツを履いて、挨拶しても「うっす」みたいなメンターも中にはいます。
「なんで、こんな若造に教わらなければならない」
「なんか、挨拶とかちゃんとできてなくない?」
「お客様は神様でしょ?」
みたいな古めの価値観の人はやめておいた方がいいです。100%ムカつきます。
礼儀がどうのこうのいう人は、やめておきましょう。
まぁ、そういうのを気にする人はそもそもプログラマーに向いてないと思いますけどね。
私の職場にも、自分より10歳くらい下のエンジニアがおり、挨拶とかしてきませんが、エンジニアとしては彼の方が優秀です。
なので普通に尊敬しています。
プログラマーは実力があってなんぼですから、年齢や礼儀にこだわってるとどこかで衝突すると思います。
変なプライドはさっさと捨てて、プログラミングしていた方が幸せになれる気がしています。
独学でも挫折しない自信がある
独学でも絶対に挫折しない自信がある人は、プログラミングスクールなんていかなくていいです。
お金の無駄です。
プログラミングスクールに行くと、挫折しにくくはなりますが、メンターがいるがゆえに、自分で考えたり、調べたりする能力は身につきにくいです。
この自分で考えたり、調べたりする能力は実務では非常に重要で、これができないエンジニア・プログラマは詰みます。
なので、挫折しない自信がある人はプログラミングスクールなんて行かずに自分で学習したほうが将来のためになるでしょう。
テックキャンプ:Webアプリケーションコースの内容
先ほども触れましたが、受講生が最低限目指すレベルはRubyonRailsというフレームワークを使ってツイッターのようなサービスを完成させることです。
これができるようになると、ウェブアプリ開発ではどのような知識・スキルが必要かわかります。
学習内容詳細
テックキャンプオンラインでどんなことが学べるかもっと具体的に書きます。(ここに書いていることは、今はわからなくても大丈夫です)
まずは心構えとかテックキャンプを学ぶ上で気をつけるポイントなどを学びます。
その後環境設定があります。
独学だと環境設定でつまずく人多いです。
環境設定は、何回もやるものではないし、狭い意味ではプログラミングとは別の作業になります。
テキストを元にわからなければメンターにサクッと聞いてクリアするのがいいです。
次に、テックキャンプでメインで学ぶRubyと言うプログラミング言語を学びます。
Rubyはサーバーサイドの言語でして、簡単に言うとクライアントとサーバのやり取りをする言語ですね。(ちなみにPHPもサーバーサイド言語)
見た目の部分は主にHTML,CSSが担当しますので、それらも一緒に学びます。
その後に、Ruby,HTML,CSSの知識を集合させてRubyで動いているRuby on Railsと言うフレームワークを使って、お手本を元にアプリを作成します。
ここまでが受講者が目指す最低ラインです。
この最低ラインのクリアはテキスト的には3分の1程度が終わった程度です。
私の場合は基礎知識があったのでこの部分は、2ヶ月で3周くらいできました。
そして、最低部分が終わって余裕のある人はJavaScript,SQL,セキュリティ,デザイン,テスト,API,Gitを継続して学びます。
それと同時にRuby onn Railsの深掘りもします。
これらを完全に理解してやっと業務で使えるレベルになると思います。
ここまで理解するのはどんなに早くても、がっつり勉強しても3ヶ月はかかると思います。
普通なら半年はかかるでしょうか。
半年必死こいてプログラミングを勉強して、やっとスタートラインに立てるくらいのイメージで入学しましょう。
「1ヶ月でプログラマーとして仕事が取れた!」
「1ヶ月でプログラマーとして就職できた!」
みたいな情報をたまに見かけますが、そんなのは一部の天才か、強運の持ち主か、嘘です。
過度な期待はしない方がいいです。
テックキャンプをオンラインで学習して良いと思ったところ
テックキャンプをオンラインで学習して良いと思ったところは、テキストが優秀と言うことです。
はっきり言ってテックキャンプのメンターはレベルの低い人もいます。
メンターの存在自体はありがたいですが、先ほども言った通り、卒業生がメンターになれる制度があります。
卒業したてのメンターは、あくまでカリキュラムに沿って教えるだけであり、実務経験はありませんので、実務を見越したアドバイスはできません。
しかし、テキストが優秀なため、メンターに質問する回数は限りなく減らす努力がされています。
テキストのわかりにくいところが少ない = メンターに質問することが少ない
ということです。
後、卒業後もテキストは辞書のように使えますので、役立っています。
オンラインでもメンターは答えてくれる?
とは言え、わからないこと、つまるところは出てきます。
オンラインの場合は、チャットでやりとりしますので、コミュニケーション嫌い、テキストでの会話が得意な人には特に良いです。
ただ、口頭で伝えたほうが早い場合はオンラインの場合でもスカイプ対応もあります。
オンラインでも対面と同じくらいの回答は得られるので安心してください。
一応教室についても触れておきます
教室に行くと仲間が増えます。そのつながりで卒業後も切磋琢磨できますよ。
あと、みんな悶えてるのを見るのも精神的によいかも。
「みんなもおなじ」
と思えるので。
あと、対面だと
「あ、この人わかったとは言ってるけど、あまりわかってないな」
「質問したそうだけど、引っ込み思案っぽいから、こちらから進捗を確認しよう」
みたいな感じで察してもらいやすいです。
これは対面ならではな感じがしますね。
プログラミングの経験がある人はわかると思うんですが、


みたいな時があるんですよね。
対面だとそこを、先読みしてくれて答えてくれる感じがあります。
「あ、この人まだ理解してないな」
とか察してくれます。
「ほかにわからないところはないですか?」
「もし、つまづいたならここを振り返ってみてくださいね」
とかやさしく教えてくれますよ。
もちろんテキストでも
「他に質問はありませんか?」
とか聞いてくれますが、こちらの表情とかは伝わらないので、察してくれる感じはありません。
この察してくれる感が、私がオンラインではなく、通学スタイルをおすすめする理由です。
ただ、卒業までオンラインで完結しましたが、受講中にわからなくて進められないと言うことはなかったです。
テキストのやり取りでも十分に問題は解消できるので安心してください。
テックキャンプオンラインで効率よく学習を進めるポイント
テックキャンプオンラインで効率よく学習を進めるポイントは2点あります。
- スピード重視ならとにかく質問すること!
- 実務で苦労したくなかったらまずは自分で考えること!
スピード重視ならとにかく質問!
解決の速度で言うとメンターに聞きまくるのが一番早いです。
オンラインでももちろん、チャットで質問できるので、分からないことがあればすぐに質問できます。
悩んでいる時間がもったいない、メンターがいるんだから質問しないと損などと考えるならさっさと質問するのがいいです。
実務で苦労したくなかったらまずは自分で考えること!
ただ、実務になるとメンターはいません。(上司や先輩はいますが)
なので、自分で考える、調べることができないと実務では詰みます。
ただ、どうしてもわからない時は、遠慮はする必要はありませんのでどんどん質問しましょう。
何度も質問したら悪いとか考える必要は全くありません。
ここは強調しておきます。
15分悩んでわからなかったら質問するとか自分のルールがあるとよいかもしれません。
私がおすすめしたいのは、メンターの対応時間外にテキストを予習・復習してわからないところをためておくことです。
そうすれば予習・復習時には自分で考える力をつけつつ、わからないことは質問すると言うバランスが保てます。
また、回答に時間がかかっても、テキストを進めながら、気楽に待てると言うメリットもあります。
あと、おすすめしたいのが、メンターに質問して問題が解消したら
「なぜ、そこに目をつけたのか?」
「なぜ、そのエラー文でそこが怪しいと感じたのか?」
とか聞いて見ましょう。
エラーやわからないことそのものだけでなく、それを解消する方法や考え方も一緒に聞きましょう。
それらは、その時は理解できなくてもとりあえずメモしておけば、後々、絶対に役立ちます。
この、考え方を学べるのは独学にはないメリットだと思います。
テックキャンプをオンラインのみで卒業した感想【現役エンジニアが語る】:まとめ
テックキャンプを卒業すると自分がプログラマーに向いてないのか向いてるのか判断できるようになります。
で、向いてないとわかり、プログラマにならなかったとしても、絶対に役立ちます。
「プログラマに向いてないことがわかってよかった」
とすがすがしく卒業していく人も何人か見ました。
テックキャンプはサクッとプログラミングの基礎を学びには非常に良いサービスです。
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最後に、無料でプログラミングが学べるサービスGraspyの紹介です。
Graspyは無料で、プログラミングの基礎やIT関連の基礎知識を学べます。
テキスト閲覧が無料なのはもちろん、質問も無料でできます。
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